2012年10月18日

沢野ひとしさん

 何冊かエッセイや小説を読んだのだが、同時期に同じ大学に在籍していたらしい、と聞いた。

「鳥のいる空」というエッセイ集の中に、たしかに市ヶ谷にある大学に通っていたが、大学紛争の時代で途中でやめてしまった、とある。奥さんは小学校や特別支援学校の教員をしていた、と書かれている作品もあった。

 お嬢さんが自分のことを題材にしたものを書くのをやめてほしい、と抗議したとあるが、これは「わが母の記」の井上靖さんのお嬢さんも猛烈に抗議している。

 作家はペンで生計を立てていかねばならないから、家族のことも本人の承諾なしに書くのだ。

 大学時代の友人から、同じクラスにいたらしいと聞いたが覚えていない。選択した外国語が違えばクラスも異なるので、多分隣のクラスにいたのかもしれない。

 登山が好きで、楽器もいじり、野鳥や高山植物にも興味があって・・と家事もこなし、子育てにもかかわりながら、けっしてマイホームパパでもなく、自由人として生きてこられて今日があるのだろう、とちょっぴり羨ましい。

 もう少し図書館にある本を読もう。

 今朝は久しぶりに宇多津へ車を走らせた。「百年の時計」の20日の上映の座席確保のため。いい席が取れてよかった。ニコニコ
座席指定番号切符と一緒に岩手県の観光支援パンフレットをくれた。7月に行ってからもう3ヶ月も経ったのかと、懐かしかった。


  


Posted by TEA.JAM.CREAM at 14:37Comments(0)日記