2013年10月19日
10月19日 瀬戸内芸術祭 本島・粟島へ
曇り空で少し肌寒かったが、「学校図書館の会」の友人、Yumikoさんにお願いして4人の方達の仲間に入れていただいて、本島経由粟島の
アートを楽しんできた。帰りの詫間・須田港行きの船内でわかったのだが、射手座が3人。昨日、射手座は幸運度1位!

船の中でリーダーのYumikoさんが、自転車は苦手な方もいらっしゃるし(私の事、ちなみに最高齢でもある

まとまった。みなさん、ありがとう!21日から仙台へ行くのに、怪我するわけにもいかず、物を壊すはめになってもいけないし、ほっとした。
船はかろうじて座れる程の混雑ぶりで、本島港へ着く前に並んで、下船し一路コミュ二ティバス乗り場に突進!早めに並んでいたので、
限定20人乗りのバスに乗ることが出来てほっとした。レンタルサイクルのところにも長蛇の列が出来ていた。80台あるそうだが、朝一便
で島内に行かないとゲットするのは、難しいらしい。
バスを降りて、公開建設中のお風呂の作られていく様子を見学。晴れていれば、魚眼レンズ(?)越しに瀬戸大橋が眺められるらしい。
次にアルミ箔で包まれた神社のお社や赤いバルーンが黄色い背高泡立ち草とのコントラストがきれいな、アートや写真展お寺の中に展示
されていた中学生の瀬戸大橋作品などを見て回った。外にはキバナコスモスがたくさん咲いていてきれいだった。
そして、中学校へ寄り、今回の本島でのアート作品の見所の情報を知らせてくださったT先生や講師として勤めていた14・5年前お世話に
なった外務のMasakoさんにも再会することができて嬉しかった。
古民家再生のアートを見た後、駆け足でシーボルト館へ。山の上にあった岡大診療所の手前の坂道の途中にあった展示館をちらっと見て
港へ。高見島・粟島行きのフェリーは70人乗りとのことで、ほぼ満席。いつもと違う海上の風景を堪能してあれが多度津?あの島の名前は、
なんてきょろきょろしている間に高見島到着。ここでも大勢の人が下船。
私達の目的は、国立粟島海員学校(昭和62年に閉校)の中のコッペパンをゲットするために12時台のフェリーに乗ったわけだから、粟島
下船後も、きれいな緑色の建物へまっしぐら。展示会場も後から、ということで、コッペパンのある食堂へ。スタッフの方が、人数を数えて
グレーゾーンだとおっしゃる。2・3人前で魚フライタルタルソース添えのパンは売り切れてしまったが、「餡バター」と「ジャムチーズ」が4本
あります、といわれ、後ろの2人組の方は1本でいいとおっしゃるので、5人でジャムチーズを1本、5等分にカットしてもらい、餡バターは適当
に切ってもらって夫々コーヒー牛乳を買い求め、教室の学習机で楽しくいただいた。2回目のラッキーである。
帰りの須田港行きのバスは5時5分までないので、ゆっくり島内の展示品や外のアート、島民の方たちの丹精込めた秋の草花や木々を
楽しんで歩いた。中でもガラスの中に高熱で押し花を閉じ込めて焼いたモノトーンの作品群がきれいだった。
日比野さんというアーティストの海底の時間が止まっている空間にどのような想像力を働かせるか、という課題を与えられて、自由に書かせる
参加型アートは、未来を見つめ慌しく日々を過ごしている私達に投げかけられた新鮮な試みだったと感じた。ダンボールアートの作品でも
有名な方だそうである。
ゆっくり回り、小さな島の人々の息吹に直接触れたこともあって、粟島が強く印象に残っている。酔芙蓉という花がだんだん濃い桃色に変って
行く花を植えている家があって、懐かしかった。
4時40分には港に着いたのだが、船が満席になったとかで、出港してしまい唖然としたのだが、臨時便を出す、とのことで、ほっとした。
この船では、ボランテイアスタッフの方も帰るらしく、胸に名札をつけた方がたくさん待っておられた。
港にも展示品があり、黄色い旗のひらめいていた高見島には、是非行きたいと思っている。せっかく、3シーズン用のパスポートを購入した
のだし。
詫間駅を5時51分に発車するJRに間に合うだろうか、とシャトルバスの中で不安だったが、3回目のラッキー。バスは5時45分に駅へ着いた。
初対面の方とも仲良くなれて、1人では行きにくい芸術祭へ行けたこと、懐かしい方に再会できたこと、島民の方たちの生き生きした姿に触れられたこと、全てがラッキーだった。そして、雨は迎えに来てくれたオジサンとの帰路、車の中で降り始めた。
Posted by TEA.JAM.CREAM at 10:18│Comments(0)
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