2016年10月09日

10月9日の記事


ザキ少年の冒険小説だが、背景には動物愛護や人間の生き方模索のテーマがある。ニコラ・デイビスさんの他の作品も読んでみたい。

こちらは阪神大震災の時の体験を4年生の担任の児童に話す先生の話。新しい作品で熊本の震災についても触れている。  


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2016年10月09日

10月9日 クマと家出した少年

二コラ・デイビス 文 もりうちすみこ 訳
インドの少年と2匹のナマケグマのこぐまが主人公。児童文学だが、少年は多分中学生ぐらい。
インドの一部では最近まで、こぐまのうちに犬歯を抜き、鼻に綱を通して、太鼓に合わせて踊らせて
生計を立てていた人々がいたそうだ。
 少年ザキは横笛の奏者になることを夢見ていた少年だが、2匹のこぐまを連れて、山奥へ1人で
「家出」してこぐまを野生に返そうとする。虎に襲われそうになったりしながら、冒険をする様子が描かれている。
 そして、無事自然保護区へこぐまを送り届け、家へ帰ってくる。
面白い本だった。今日泊まりに来るMomoちゃんに勧めてみようと思っている。

 昨日、ブログが書けなくて、断念したのだが、金曜日の研修会でもらった資料に「少年非行の
歴史的経緯」(平成26年度犯罪白書)というのがあって、50年~60年代の学生運動を非行と位置づけていたのが納得いかなかった。
 大学生は「少年」だろうか?自分の意志で体制を批判する行動が「非行」にあたるのか、と。  


Posted by TEA.JAM.CREAM at 07:23Comments(0)日記