2010年08月25日
8月25日 箱根旅行記その2
サン・テグジュペリの生涯は砂漠で終わっている。孤独な航空郵便基地での仕事の中で出遭った砂漠の動物達や植物、星、彼の想像の世界の中でそれらが人間の生き方と結びついて哲学となって表現されていく。
「星の王子様」の「絵本」をもらったのは17歳の誕生日だったが、その後も様々な人と話題にしたし、登場人物や生き物に親近感を抱くことで、常に傍にある存在だった。
1度行ってみたかったミュージアムへゆっくり行くことができて嬉しかった。香川よりは幾分涼しい箱根で、秋の初めの風も体感。もう1度、物語も開いてみよう。
夕方、送ってもらった「箱根湯本・南風荘」川のせせらぎが聞こえ、いかにも温泉地といった感じの旅館で、髪の少なくなった先輩達が、すでに酒盛りを始めていた。、私たちが1番遅い到着だったので、温泉で汗を流してすぐ、宴会場へ移動した。
集合写真を撮って近況報告や、歓談が始まった。オジサンの同級生たちなので、67~68歳。教員として」生涯の大半を教育現場で過ごした仲間が、4人。出産後、小学校教員を辞めたTakakoさんや産休育休代替講師をしていた私や、途中で退職して老人のデイサービスの施設を運営しているMasatoさんも入れると出版社勤務の長かったTeruo意外はみんな教員の世界に身を置いたことがある人ばかりだった。
温厚で、辛抱強いはずである。髪も薄くなったり白くなったりするはずだわ、と密かに思った。
Posted by TEA.JAM.CREAM at 10:03│Comments(0)
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