2009年03月07日

3月7日 「幸せのちから」

 2,3分進んでいる我が家のテレビの上の時計が11時をさしている。まだ、主人公はホームレスで妻に逃げられ、幼い1人息子を抱えて、途方にくれている。アメリカ映画だから、というわけでもないのだが、きっとハッピーエンドになると信じて観ていた私たちは、ストーリーを全く知らないのではらはらしていた。

 ラスト数分で彼は、輝く笑顔になり、文字通り、巨万の富を手に入れて、めでたしめでたし…世の中12000円の定額給付金で小さな安らぎが得られるのかしらと思うのだが。それにしても1寸先は何が起こるかわからないから、人生面白いのかも。

 

いや~この世で一番強いのは、運のある人である。たとえそれが悪運だとしても最後に笑ったひとの勝利である

                                   by東雲 暁良  


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2009年03月06日

3月6日 オーケストラの演奏と生キャラメル

 明け方、激しい雨の音で目が覚めた。今日は高校の卒業式。生憎である。暖かいのが、少し救い」だったが。

 お昼はN君に寄って貰ってお惣菜のてんぷらときくらげの佃煮を買った。ご飯も炊いて祝ったのだが、デザートに用意した、チーズタルトと、昨日なおちゃんから貰った「花畑牧場の生キャラメル」がみんなの顔をほころばせた。口の中でとろっと溶けてしまったキャラメル。なるほど、みんなが騒ぐはずの美味しさであり、手に入りにくいものだと、改めて実感した。なおちゃんありがとう!

 それから、小学校へ出掛けて、体育館で行われた「舞台芸術体験事業・京都フィルとあそぼう」を少し見せていただいた。
嬉しいこと、いつもと違う体験のできた1日だった。雨も夕方には上がり明日は晴れるかもしれない。  


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2009年03月05日

3月5日 使わないもの、使うもの

 昨日は、午後から来ていた数人と、不要なものや、取っておきたいものをどうしているかというような話になった。卒業したらいらなくなってしまう教科書、愛着はあるけど洗いざらして型崩れした衣類。空き箱や紙袋、古い印刷物や資料…家の中はそんなものであふれている。

 以前、父上を亡くした友人が、「父は新しい靴を買ったら古い1足を処分する、新しいゴルフクラブを手に入れたら古いものを人に譲ってしまう、というような生き方をしていたから、車1台に全財産が収まってしまうというような生き方をしてきた人だったというようなことを述懐されていた。

  私もそういう生き方を見習いたいと思う。小学生のときに使っていた筆箱まで大切にしまってあるので、捨てる決断も学んでいかなければと思う。  


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2009年03月04日

3月4日 コロンの転居

 昨年4月中旬、お城からAQUAに来て、11ヶ月。その間、コロンは3回住まいを変えた。主な理由は手狭になったからということだが、はじめのサキイカの容器はごく短期間の仮住まいで、次の、バブルさんから貰った花器は風格もあり、水替えも楽で一番長くいたことになる。

 その後、寒くなってヒーターを使うため替えた浅めの水槽は、1晩で水がかなり減ってしまい、毎日、温度チェックをしながら、水を足していた。それでも、2度ほど、水温が上がりすぎて危険だったこともあり、暖かくなるのを待ちわびている今日この頃だったのだが。

 知人が転居することになり、食器をいただきに行ったのだが、その時見せていただいたガーデンパーテイ用のパンチボウルがコロンの新居としてちょうどよさそうということになり、今日転居することになった。

 コロンは気にいるかな?冬中餌を食べ、元気に動き回っていたので、体重も順調に増え、40グラム近くなっている。  


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2009年03月03日

3月3日 薄焼き卵

 AQUAの冷蔵庫の中にあった5個の卵を全部使って薄焼き卵を焼いた。16枚できた。

 明日、お寿司を作って1日遅れのひな祭りを予定している。それから、お雛様を箱に納めるつもりでいるのだが。みんな来るかな、と心配ではある。2月は寒かったせいか、利用者が少なくて1人でいる日が多く、夕方もまだ、明るい内にシャッターを降ろす日が半分ぐらいあった。3月は帰省する子や春休みで時間のある子が寄ってくれるといいのだが。  


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2009年03月02日

「おくりびと」を観てきました

 1日1回の上映、1日の日曜日の午後3時とあって、会場はほとんど満席状態。一緒に行った友人が昼ごろ予約してくれた席は前から4列目の真ん中で、すごくスクリーンが大きく感じられた。

 期待通り丁寧に作られた映像で、久石譲の音楽もよかったし、映画の中で流れていたカザルスのチェロのLP盤のモノラル録音の古い音質も、さすが と感心させられた。生命そのものを考えさせられる映画だったが、残りの人生をどう生きていくか、私にとってもたくさんの課題をつきつけられたような映画だった。

 雪国という美しいが、厳しい自然環境の中で、人々が温かい感情を通わせながら日々の営みを送っていっているのだろうと思った。祖父母の死、まだ私より若い従妹の死、友人の死などを思い出したりもした。  


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2009年03月01日

3月1日 雛の節句

 ある方のお家に飾ってあった鳥取県のお雛様が印象に残っている。女雛様は中年女性の面立ち。手のひらサイズではあるが、どっしりと大きい円錐形で、豊かな黒髪、衣装も渋さの中にも華やかさがあり、風格もある。

 それに比べて男雛は眉目秀麗の若い男性で、ほっそりとしている。身に着けた装束も飾り気がなく、それでいて気品はある。二人並ぶと、いいバランスでお似合い、赤い小さな布製の座布団に鎮座ましましているところも可愛い。

 後2日でしまうお雛様に、敬意を表してちらし寿司でも作ろうかと思う。今日から3月、気持ちよく晴れて、春らしい日になった。  


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