2016年06月06日

6月6日 中学校の音楽の授業

今日は、不登校対策委員会へ出席した後、中2の音楽の授業を参観させてもらった。
前半は、ベートーヴェンの交響曲「運命」の冒頭の部分をリコーダーで吹くという課題。
後半は「浜辺の唄」の鑑賞と解釈だった。
懐かしかった。今でも教材として扱われているのかと。
  
  あした浜辺をさまよえば 昔の人ぞ(?が?を?)しのばるる
  風の音よ 雲の様よ 寄する波も 貝の色も

がやがやと騒々しい男子や手紙を廻している女子もいたが、真面目に授業を受けている生徒が大半。
狭い香川県の内陸部に住んでいる彼らにとって海はどんな存在なんだろう?
別の勤務校は海の傍にある。だが「寄する波」はあまり見ることがないのではないだろうか?
瀬戸内海はほとんど波が打ち寄せたり引いたりしない。
「ひねもす のたり のたりかな」である。
おおらかで時間がゆっくり流れ、いい歌詞だな、としみじみ思うのは私が昭和生まれだからだろうか?
毎夏、従妹たちと遊んだ房総の海が懐かしい。祖母の持っていた海の別宅での夏。
喧嘩したことも、とうもろこしを食べながら岩場で貝を拾ったことも忘れられない思い出である。  


Posted by TEA.JAM.CREAM at 15:05Comments(0)日記